北朝鮮は、去年12月長距離弾道ミサイルを発射した。これは平和と安全を脅かす国際法違法行為として今年1月中旬国連安保理決議案として北朝鮮に以前より強硬な制裁措置が満場一致で採択された。そのおよそ2時間後北朝鮮の軍事最高指導機関である国防委員会は即時猛反発の生命を発表した。
北朝鮮側は、「我国は日々増している露骨的な米国の制裁圧迫策動に対処に核抑止力を含む自営的な軍事力を質量的に拡大、強化し任意の物理的対応措置を行うことになるであろう」そして、「我々が行う高い水準の核実験も迷うことなく実行し・・・」これは米国を狙っているということを隠さず公開し、長距離弾道ミサイルも各部k開発も結局米国を相手にしていると露骨的に表明したことになっている。そして今まで北は「大きな国までがだらしなくアメリカ圧力と強権に挫けて初歩的な原則まで投げ捨てた」とまで表明した。これは対北制裁措置に賛成した中国まで迂回的に非難した。
北朝鮮がこのような強硬的な態度を表明しているのはもうすでに三回目の核実験の物理的な準備が完了段階に到達している可能性が高く見ても間違いはないと思う。北朝鮮は以前のプルトニウムではなくより軽量化された高濃縮ウラニウムによる核実験を強行しそれをミサイル弾頭に搭載してアメリカをはじめ近隣国である韓国、日本を攻撃することが実現できる各武器を一日も早く所有することを至上の目的にしている。これは東北アジアと全世界の平和と安全を脅かす反人類的な脅迫行為である。
現在、北朝鮮が莫大な費用を消耗してミサイルを開発したり核実験を強行するような高い経済力を持っている国であれば話は別であるが、北朝鮮の全国各地では歴史的に慢性的な食糧不足と食糧危機に襲われ、餓死者、自殺者家族、海外脱出者が連出しているような惨事が蔓延しているのが北朝鮮の隠すことのできない現実である。ミサイルと核実験が一体誰のために必要なのか北朝鮮の当局指導者に聞いてみたい。
北の住民の欲しいものはミサイルではなく一番切実に欲しいものは食べ物である。もしも北がまたもや3度目の核実験を強行するならば全世界から完全に孤立され埋蔵され、これは自らの滅亡の道に陥ることを加速化させることにしかならないであろう。
北朝鮮よ!即座に核武器開発の野望捨て平和の道を選択すべきであろう!
2013年1月 関東脱北者協力会